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本当に久しぶりに六子のいる八人家族をのぞいてみる。
ついでに、引越しをさせる。
ダウンロードした家、ステキなモダンハウス。
これなら広いからなんとかなるだろう、
以前まで住んでいた家はかなり手狭だった。
と、ここで私がゲームをポーズしないまま
離席してしまったのだ。
あろうことかけっこうな長時間。
席に戻ると.....
ハル君がトイレにいるナァ。
ん、後ろに誰かの顔の吹き出しが。
誰か後ろにいるなぁ。
あっ、、ヤベェ。
ギン君がすごいことになってる。
体臭ってるし、空腹もマックスゲージでレッド。
しかもここから一歩たりとも動かない。
この二人以外の家族全員は仕事と学校でいない。
そうか、だからトイレから出られないわけだ。
ちょっと待てよ、、ずっとこの姿勢だよ。
ハル君のゲージは空腹も社交も便意も体力も真っ赤。
でも、平然と立ち続けている。
っていうか、
これ、死んでないか?
あ、あたくしならばもう死んでるわよぉ.....・゚・(ノД`;)・゚・
どうしよう、シムが固まって動かなくなった。
と、今頃あわてる私。
急いでトイレを塞いでいたギン君に指示を出す。
ギン君は空腹の苦しみを訴えながらやっとトイレの前から位置をずれてみたが
突然号泣し始めた。
何が起こったのかわからない私はもう何もかも遅かったことに気がつく。
トイレから出てきたのは、絶命寸前のハル君だった。
ボウッと現れる不吉な影。
死神コッチン「ハーイマタマタ出番ガアッテ嬉しいス、デスノート改良型逆タイプ死神コッチンデース」
死神コッチン「そうそう、お陰で腰痛よくなったんだよねぇ。」
ギン君「シ、シ、シ、死神だぁぁあああ!!」
死神コッチン「ねぇ、お茶くらい出してよ。」
ギン君「っていうかメシクレェェェ!!メシィぃィィィ腹へって死にそうダァァァ」
死神コッチン「そうだねぇ腹減ったわ。カツ丼出前でお願いできる?」
ギン君「(そうだ、思い出した!!)」
ギン君「お願いです、ハルを生き返らせてください!魂もってかないでください!!」
死神コッチン「臭いナァ、君。風呂入ってないだろ。」
ギン君「お願いです!俺はどうなってもいいんです!!ハルを、、殺さないでください」
死神コッチン「ああ、バイクに乗りたいナァ。ツーリング。今良い季節だよねぇ」
ギン君「どうか、どうか、、、、.........................大事な家族..............」
死神コッチン「んじゃ私とジャンケンして勝ったら良いよ。」
ギン君「マジっすかァァァァ!!!!!!!よっしゃぁ!!!」
死神コッチン「ハイ、ジャーんケーん...................」
ギン君「勝ったぁぁぁああああ!!!!!」
死神コッチン「エエ...・・??は、はや、ちょっとまってよあとだしっぽくない?」
ギン君「よっしゃぁぁああああああああ!!!!!」
ギン君「約束ですよ。」
死神コッチン「モー、君絶対あとだしだったよぉー」
死神コッチン「あーまた腰痛い。」
ギン君「頼む、頼む、頼む.....生き返ってくれ、ハル!」
ハル君「あれ?どうしたの???」
ギン君「は、ハル..............お前、お前....................」
ハル君「何があったの?,ねえ、」
ギン君「(抱きつきたいけど臭い)いや、何もなかったよ、なかった。(腹減ったな)」
ハル君「そう、ならいいけど。」
無事生き返ってよかった。゜゜(´□`。)°゜。
04 INDEX 06
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